暮らし
防災・減災対策の更なる強化
前橋市内にも70箇所以上の土砂災害警戒区域が設定されている。インフラ施設のメンテナンスに力を入れ、災害に強い町づくりを進める。
各自治会単位での「地区防災計画」の策定を推進し、地域の防災リーダーとして「防災士」の資格取得者を増やすための取り組みを進め、「HUG(ハグ・避難所運営ゲーム)、DIG(ディグ・災害図上演習)」の更なる普及推進に取り組む。
福祉
⻑寿社会の実現
高齢社会を迎え生産年齢人口の減少が指摘されているが、健康寿命は延びている。元気な方は70でも80でも社会活動に参加し、生き甲斐を持って活躍出来る「⻑寿社会」構築を目指す。
地域で元気に⻑生き出来る「地域包括ケアシステム構築」のため「人材・サービスの確保」「認知症対策強化」「在宅医療の推進」に取り組んでいく。
障がい児者・難病患者への支援強化
「障害があっても大丈夫」な社会構築を目指し、障がい者就労の充実、発達障害者支援センターの体制強化、デイジー教科書導入など特別支援教育の充実、障がい者の居住支援強化、などを進める。
障がいをもつ児童に対する療育について更に質の向上を図るとともに、視覚障がい者の移動支援のための点字ブロックやエスコートゾーンの普及加速に取り組む。
脳脊髄液減少症やALSなど、様々な難病を抱える方々への理解と支援の輪を広げていく。
教育
安心して学べる環境で「人材輩出県・群馬」を再構築
気象災害にも見舞われる現在、県立高校の通常学級へのクーラー設置を主導。平成28年度より順次設置の見通し。
各校学力向上に努めるとともに、児童生徒の健全な発達と教員の多忙感軽減のため、スクールカウンセラー(SC)、スクールソーシャルワーカー(SSW)の配置強化を推進。
特別支援学校高等部の県下全域への配置に取り組みつつ、フレックススクール、フリースクールなど、多様な学びの場を提供する。
経済
活力ある社会の構築を(人口減少対策、女性の登用、引きこもり支援)
群馬県庁における女性幹部の積極的な登用のみならず、障がい者や⺠間人、外国人など、多様な職員を雇用するよう主張し、いち早く「ダイバーシティーマネージメント」を提案してきた。
更に、地方自治体版「女性の活躍加速化プラン」策定の推進、ママ・インターンなども推進していく。
若年介護従事者(ヤングケアラー)から「仕事に就けず生活が苦しい」「将来を見通せない」「社会との接点が作れない」などと相談を頂くことが増えている。
「生活困窮者自立支援法」の来年度本格施行を踏まえ、「若者支援」「中間的就労の充実」など、国会議員や市町村議員とのネットワークを活かしながら支援体制構築を図る。
「世界遺産戦略」の構築で群馬を世界に発信
「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産に登録され「上野三碑(こうずけさんぴ)」がユネスコの世界記憶遺産の国内候補として決定した。
世界に誇る文化遺産の宝庫・群馬県。世界遺産の保存と活用のバランスを取る「世界遺産戦略」を構築するよう提案している。
更に県⺠の誇りとして、外国人の受け入れ態勢を充実させるとともに、「機械製糸の動態展示」や「養蚕・座繰りの体験ツアー」などを実現し、より一層世界に発信していく。